母子・父子自立支援員

母子・父子自立支援員の相談窓口|相談できる内容・配置先

母子・父子自立支援員は、ひとり親家庭などの相談に応じ、制度の情報提供や就業の支援をする自治体の相談員です。法律上の業務、配置先、相談できる内容、児童扶養手当や貸付金など他の制度との関係を、条文と自治体の公式ページで確認します。

このページで終える確認

離婚後に、児童扶養手当、貸付金、就業支援のうちどこから手を付けるか迷うとき、最初に相談できる公的な窓口が母子・父子自立支援員です。法律上の業務は、相談に応じて自立に必要な情報提供と指導を行うことと、職業能力の向上と求職活動を支援することです。このページでは、その業務、配置先、相談できる内容を整理します。個別の法律相談や、手続きの代行はこのページの範囲外です。

法律上の位置づけと業務

母子及び父子並びに寡婦福祉法第8条(e-Gov法令検索で確認)によると、都道府県知事、市長(特別区の区長を含む)、福祉事務所を管理する町村長は、社会的信望があり、職務を行うのに必要な熱意と識見を持つ人の中から、母子・父子自立支援員を委嘱します。

母子・父子自立支援員の主な業務(同法第8条第2項)
業務対象
相談に応じ、その自立に必要な情報提供と指導を行う配偶者のない者で現に児童を扶養しているもの、寡婦
職業能力の向上と求職活動に関する支援を行う同上

配置先と窓口の例

配置先は自治体の福祉事務所などです。確認できた例は次のとおりです。

自治体の公式ページで確認した配置先と窓口の例
自治体案内されている内容
香川県県保健福祉事務所、小豆総合事務所、市福祉事務所に配置。市にお住まいの方は各市福祉事務所へ問い合わせ。配偶者と死別または離婚した人で、20歳未満の子を扶養している人のための窓口と案内
岡山県県民局健康福祉部・福祉事務所に配置され、ひとり親家庭等の身上相談に応じて自立の促進に必要な情報提供と指導・支援を行う。母子・父子・寡婦福祉資金の相談も受ける
船橋市市役所3階のこども家庭センターは平日の午前9時から午後5時(祝休日を除く)。母子・父子福祉センターとフェイス5階の相談室は予約制(電話047-436-2320)

窓口の名称や、予約が要るかどうかは自治体で異なります。お住まいの自治体の名前と「ひとり親 相談」で検索し、福祉事務所またはこども家庭の担当課のページを確認してください。

相談できる内容

香川県の案内では、次のような内容が例に挙がっています(括弧内は同県の例示)。

  • 職業能力の向上や求職活動など就業のこと(資格を取得して自立したい)
  • 貸付資金のこと(修学のためにお金を借りたい)
  • 経済的なこと(別れた配偶者が養育費を払ってくれない)
  • 子どものこと、精神的な悩み、生活費のこと

青森県の福祉事務所のページでは、子育てや母子・父子関係の問題に加えて、児童扶養手当の受給、母子父子寡婦福祉資金の貸付、ひとり親医療、養育費の確保などの経済上の問題の相談にも応じると案内されています。香川県は、相談は無料で、秘密は固く守ると案内しています。

ひとり親向けの制度への取り次ぎ

相談の結果、利用できる制度の窓口を案内される場面が想定されます。このサイトでは次のページで各制度を整理しています。

どの窓口でどの制度の申請ができるかは自治体によって異なります。申請の受付は手当や資金の担当課になる場合があるため、相談時に確認してください。

よくある質問

Q. 母子・父子自立支援員とは何ですか。
A. 都道府県知事、市長(特別区の区長を含む)、福祉事務所を管理する町村長が委嘱する、ひとり親家庭などの相談員です。母子及び父子並びに寡婦福祉法第8条が根拠で、相談に応じて自立に必要な情報提供と指導を行い、職業能力の向上と求職活動を支援します。

Q. どこで相談できますか。
A. 自治体の福祉事務所などに配置されています。香川県は県保健福祉事務所、小豆総合事務所、市福祉事務所、岡山県は県民局健康福祉部・福祉事務所、船橋市は市役所のこども家庭センターなどを案内しています。お住まいの自治体のページで窓口を確認してください。

Q. どんなことを相談できますか。
A. 自治体の案内では、就業や資格取得、貸付金、養育費が支払われないなどの経済的なこと、子どものこと、精神的な悩み、生活費のことなどが例に挙がっています。青森県は、児童扶養手当の受給や母子父子寡婦福祉資金の貸付、ひとり親医療、養育費の確保などの経済上の問題の相談にも応じると案内しています。

Q. 離婚前でも相談できますか。
A. 船橋市は、ひとり親家庭・寡婦に加えて、離婚を考えている方の日常生活上の悩みや困りごとの相談を母子・父子自立支援員が受けると案内しています。法律上の対象は配偶者のない人で現に児童を扶養している人と寡婦のため、離婚前の相談を受けるかは自治体で異なります。

Q. 相談に費用はかかりますか。
A. 香川県の案内では、相談は無料で、秘密は固く守ると書かれています。ほかの自治体の費用は確認していません。

未確認のまま扱っている事項

  • 全国の配置状況と、相談件数・相談員の人数は確認していません。
  • 離婚前の相談を受けるかどうかは自治体で異なる可能性があり、船橋市以外は確認していません。
  • 青森県と岡山県のページは更新日が2018年・2020年のため、窓口の名称や組織名が現在と異なる可能性があります。業務の説明として引用し、窓口はお住まいの自治体の現在のページで確認してください。

公式根拠

業務と委嘱はe-Gov法令検索: 母子及び父子並びに寡婦福祉法第8条(確認日2026年10月14日)、配置先と相談内容は香川県: ひとり親家庭の相談を受けるには(母子・父子自立支援員)、岡山県: ひとり親家庭等への支援について(2020年2月21日更新)、青森県西北福祉事務所: 母子、父子、寡婦等福祉(2018年6月20日更新)、船橋市: ひとり親家庭相談(2026年4月1日更新)で確認できます。自治体ページの確認日はいずれも2026年10月14日です。

確認日: 2026年10月14日。相談の可否や見通しの判断は、このページではしません。

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