相談窓口

離婚の相談窓口の使い分け

離婚の相談先は、聞きたい内容によって使える窓口が変わります。家庭裁判所の家事手続案内は手続の説明だけで、離婚の是非や慰謝料の額は答えません。DVが関わるなら、#8008(DV相談ナビ)と内閣府のDV相談プラスがあります。三つの公式案内で、答えられることと答えられないこと、受付の方法を確認します。

このページで終える確認

「手続の進め方を聞くなら家庭裁判所」「暴力や身の危険が関わるならDVの窓口」「お金や法的な見通しを聞くなら別の窓口」の三つを確認すれば、このページの確認は終わりです。法律相談を受けられる窓口は法テラスの民事法律扶助のページで、養育費の相談は養育費の相談窓口のページで確認できます。

三つの窓口の比較

窓口ごとの対象と答えられないこと(各公式案内、確認日2026年10月17日)
窓口向く悩み答えられないこと受付の方法
家庭裁判所の家事手続案内調停などの申立てができるか、どんな申立てをするか、費用や添付書類「離婚した方がよいか」「慰謝料は幾らくらいもらえるか」などの法律相談・身上相談受付時間は家庭裁判所ごとに違う。1件概ね20分以内
DV相談ナビ(#8008)配偶者からの暴力。最寄りの配偶者暴力相談支援センターへつながるNTTアナログ・NTTひかり固定電話や一部のIP電話では、つながらない地域がある電話。通話料は固定電話と同じ。各機関の受付時間内のみ
DV相談プラス(内閣府)「これってDVかな」から、今すぐ逃げたい場合、子どもの心配まで緊急で警察官の出動が必要な場合は110番電話は24時間、チャットは12時から22時、メールの相談箱は24時間

表は横にスクロールできます。

家庭裁判所の家事手続案内 — 手続の説明だけ

家庭裁判所は、家庭内や親族間の問題を解決するために裁判所の手続を利用できるか、利用できる場合はどんな申立てをすればよいかを説明・案内する「家事手続案内」を行っています。申立てに必要な費用や添付書類の説明も受けられます。一方、「慰謝料は幾らくらいもらえるか」「離婚した方がよいか」といった法律相談や身上相談には応じられないと、裁判所は明記しています。使うタイミングは、調停を申し立てると決めたあとの「何を出せばよいか」の確認です。調停の流れは離婚調停の申立てのページで、養育費の取り決めは養育費の調停のページで確認できます。なお、以前は「家事相談」と呼ばれていた窓口で、平成20年1月に名称が変わりました。

DVが関わるとき — #8008とDV相談プラス

内閣府の案内では、「#8008」に電話すると、お近くの都道府県の配偶者暴力相談支援センターにつながります。都道府県によっては、女性相談支援センターのほかに男女共同参画センターや福祉事務所を配偶者暴力相談支援センターに指定しています。相談に行く前に電話で連絡することが勧められています。電話の回線の種類によってつながらない場合は、都道府県か市町村のセンターへ直接かけます。

内閣府のDV相談プラスは、専門の相談員が電話とチャットで対応し、必要と判断した場合は面接や同行支援などの直接支援、安全な居場所の提供も行うと案内しています。電話は24時間、チャットは12時から22時、チャットは10か国語に対応します。男性の相談は、毎週日曜15時から21時に専用回線で受け付けます。今すぐ警察官に駆けつけてもらいたい緊急の場合は110番に通報してください。避難や一時保護のあとの流れはDV一時保護と自立支援施設のページで確認できます。

どの窓口から始めるか

  • 暴力や身の危険がある、または不安がある: DV相談プラスか#8008。離婚の話し合いより先に安全の確保が優先です。
  • 離婚の意思は決まり、調停の申立ての書類や費用を知りたい: 家庭裁判所の家事手続案内。
  • 離婚の是非や、財産分与・慰謝料の見通しを相談したい: 家庭裁判所では答えられないため、法テラスなど法律相談を受けられる窓口へ。

よくある質問

Q. 家庭裁判所で「離婚したほうがよいか」を相談できますか。
A. 家庭裁判所の家事手続案内は、手続を利用できるか、どんな申立てをするか、費用や添付書類を説明する窓口です。裁判所は「離婚した方がよいか」「慰謝料は幾らくらいもらえるか」といった法律相談や身上相談には応じられないと案内しています。

Q. 家事手続案内の受付時間と所要時間は。
A. 受付時間は家庭裁判所ごとに違うため、近くの家庭裁判所か、各家庭裁判所のウェブサイトで確認します。1件につき概ね20分以内が目安です。

Q. #8008に電話するとどこにつながりますか。
A. お近くの都道府県の配偶者暴力相談支援センターにつながります。通話料は一般の固定電話と同じです。NTTアナログ固定電話やNTTひかり固定電話、一部のIP電話では、つながらない地域があります。

Q. DV相談プラスは夜間や男性でも使えますか。
A. 内閣府のDV相談プラスは、電話が24時間受付、チャット相談が12時から22時まで、10か国語に対応します。男性の相談には、毎週日曜15時から21時に専用回線で対応すると案内しています。

Q. 今すぐ危険なときはどこに連絡しますか。
A. DV相談プラスの案内は、今すぐ警察官に駆けつけてもらいたい緊急の場合は110番に通報するよう求めています。

ひとり親家庭の窓口は母子・父子自立支援員、支援制度の全体像はひとり親家庭の支援制度一覧で確認できます。

未確認のまま扱っている事項

  • 各家庭裁判所の家事手続案内の受付時間と電話番号(裁判所ごとに違うため、お近くの裁判所で確認してください)。
  • 弁護士会・自治体・民間団体の離婚相談の費用と枠(このページでは扱いません)。

公式根拠

家事手続案内は裁判所: 家事手続案内、#8008と配偶者暴力相談支援センターは内閣府男女共同参画局: 配偶者暴力相談支援センター、DV相談プラスは内閣府: DV相談プラスの本文で確認しました(確認日2026年10月17日)。

確認日: 2026年10月17日。

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