民間の氏名変更

離婚後の銀行・カード・携帯の氏名変更(順番・必要書類)

離婚で氏名が変わる場合、役所や警察の手続きのほかに、銀行口座・クレジットカード・携帯電話の登録氏名も各社へ届け出ます。これらには全国共通の期限や書類の決まりが確認できないため、各社の公式案内で確認できた例を示します。ゆうちょ銀行、ドコモ、イオンカードの案内をもとに、公的手続きとの順番と必要書類を整理します。婚氏続称の届を出して氏名が変わらない場合は、この手続きは生じません。

民間の氏名変更の早見表

銀行・カード・携帯の氏名変更(各社の公式案内、確認日2026年10月13日)
手続き確認できた例必要なもの費用・所要
銀行口座ゆうちょ銀行: 氏名変更の届出が必要氏名変更届書、旧氏名の通帳・証書・保管証・キャッシュカード、氏名変更後に使う印章、本人確認書類費用と所要は案内に記載を確認できていません
クレジットカードイオンカード(イオンカードセレクトを除く): アプリ・ウェブ・自動音声で手続き必要な書類は案内の該当ページに記載を確認できていません。住所も変わる場合は、先に住所変更を済ませる発行手数料は無料。手続き後、約2〜3週間で新しい氏名のカードが届く
携帯電話ドコモ: 「氏名・会社名の改称」の手続き改称の事実がわかる戸籍謄(抄)本、または新しい氏名が記載された運転免許証・資格証明書、マイナンバーの印字がない住民票など(戸籍謄(抄)本と住民票は発行日から3か月以内)契約事務手数料は無料。ウェブ・電話(151)・ドコモショップで受付

ほかの銀行・カード会社・携帯会社の必要書類と手数料は、このページでは確認していません。口座やカードを持つ会社ごとに、公式の案内か窓口で確認してください。

公的手続きの後に回す順番

民間の氏名変更には、離婚の日から何日以内といった全国共通の期限は確認できていません。一方で、ドコモは新しい氏名が記載された運転免許証でも改称の確認ができるとしています。先に運転免許証などの公的な書類を新しい氏名にしておくと、民間の手続きで使える書類が増えます。順番の目安は次のとおりです。

  1. マイナンバーカード(日数の期限が示されているため最初)
  2. 運転免許証・パスポート(戸籍・住民票に反映されてから)
  3. 携帯電話・銀行口座・クレジットカード(新しい氏名の本人確認書類が手元に届いてから)

公的手続きの一覧は離婚後の氏名変更手続きの比較で確認できます。住所も変わる場合は、イオンカードの案内で、氏名変更の前に住所変更を済ませるよう求めています。

銀行口座(ゆうちょ銀行の例)

ゆうちょ銀行は、結婚などで氏名が変わる場合、通帳・証書・保管証に記載されている氏名の変更の届出が必要と案内しています。必要なものは、氏名変更届書、旧氏名の通帳・証書・保管証・キャッシュカード、氏名変更後に使う印章、本人確認書類です。ゆうちょICキャッシュカードSuicaを持つ人は、ゆうちょ銀行と東日本旅客鉄道株式会社との個人情報の共同利用に関する同意書も必要です。印章を変える場合は、別に改印届が必要です。

案内は「ご結婚など」として書かれており、離婚の場合を名指しした記載は確認できていません。ほかの銀行は、口座のある銀行ごとに確認してください。

クレジットカード(イオンカードの例)

イオンカード(イオンカードセレクトを除く)は、AEON Payアプリ、暮らしのマネーサイト、自動音声応答サービスで氏名変更を受け付けています。結婚・改名・帰化などによる氏名の変更のみの受付で、クレジットカード名義人そのものの変更はできません。家族会員は、暮らしのマネーサイトから変更用紙を取り寄せる手続きになります。

携帯電話(ドコモの例)

ドコモでは、氏名が変わったときは契約者を変える「名義変更」ではなく「氏名・会社名の改称」の手続きになります。個人の場合、改称の事実がわかる戸籍謄(抄)本、または新しい氏名が記載されている運転免許証・資格証明書(有効期限内のもの)、マイナンバーの印字がない住民票などを用意します。dポイントクラブ会員の「dポイント利用者情報」の氏名変更は、ドコモショップでの手続きが必要です。ahamo・ahamo光の契約者は、ドコモオンライン手続きから申し込みます。

未確認のまま扱っている事項

  • 全国銀行協会、金融庁、総務省による、銀行・カード・携帯電話の氏名変更に共通する手続きの定めは確認できていません。
  • ゆうちょ銀行以外の銀行、イオンカード以外のカード会社、ドコモ以外の携帯会社の必要書類と手数料は確認していません。
  • 電気・ガス・水道などの公共料金の氏名変更は、このページでは扱っていません。

よくある質問

氏名変更は公的手続きと民間のどちらから始めますか。

携帯電話のドコモは、新しい氏名が記載された運転免許証でも改称の確認ができると案内しています。先に免許証などの公的な書類を新しい氏名にしておくと、民間の手続きの書類をそろえやすくなります。

携帯電話の氏名変更に手数料はかかりますか。

ドコモの案内では、氏名・会社名の改称の契約事務手数料は無料です。ほかの会社は各社の案内で確認してください。

クレジットカードの氏名変更はどれくらいで終わりますか。

イオンカード(イオンカードセレクトを除く)の案内では、手続き後に約2〜3週間で新しい氏名のカードが届き、発行手数料は無料です。会社により異なります。

ゆうちょ銀行の氏名変更には、何を持参しますか。

ゆうちょ銀行の案内では、氏名変更届書、旧氏名の通帳・証書・保管証・キャッシュカード、氏名変更後に使う印章、本人確認書類が必要です。印章を変える場合は、別に改印届が必要です。案内は「ご結婚など」として書かれており、離婚の場合を名指しした記載は確認できていません。ほかの銀行は、口座のある銀行ごとに確認してください。

携帯電話の氏名変更に、戸籍謄本は必ず必要ですか。

ドコモの案内では、改称の事実がわかる戸籍謄(抄)本のほか、新しい氏名が記載された有効期限内の運転免許証・資格証明書、マイナンバーの印字がない住民票などでも手続きできます(戸籍謄(抄)本と住民票は発行日から3か月以内)。ほかの携帯会社の必要書類は、各社の案内で確認してください。

公式根拠

銀行口座はゆうちょ銀行: 住所・氏名・印章変更、クレジットカードはイオンカード: 氏名が変わった場合の手続き方法、携帯電話はドコモ: 氏名・会社名の改称で確認できます(いずれも確認日2026年10月13日)。実際の手続きは、口座やカード、契約のある各社の案内で確認してください。

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